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シネマ歌舞伎「坂東玉三郎-鷺娘-」

おっ、イナバウアー!
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てなわけで、ずいぶん前に予告した、玉ちゃんのシネマ歌舞伎を観てまいりました。
感想は、正直言って・・・ない(笑)。。。
ただただ「凄い~」といって指をくわえて見ていただけ。
いつもだったら、キレイだとか華があるだとか演出がとか、まあそんなことをもっともらしくウダウダ書くんだと思うけれど、もうそういう形容なんかじゃなくて、アスリート坂東玉三郎としての完成された競技を純粋に鑑賞した、そんな感じでした。

正直、blog界隈では、いったいどんな感想(orうんちく)なんだろう、と今回はまったくわからなかったので、ちょっと時間をかけて適当に検索して、いくつかトラックバックさせてもらいました。

やらずの雨@バウホール

「雪組 バウ人情噺」
脚本・演出: 谷正純
出演   : 音月桂・純矢ちとせ

 昨年から続く宝塚歌劇巡業の旅、「毒を食らわば皿まで」てなわけで、ついにはバウホール公演にまで手を伸ばすことに。。。でもね、「お初徳兵衛」を骨子になんて予告されると、ここ最近の歌舞伎熱がうずくじゃないの。。ただ、骨子にしていたのは、江戸落語のほうなので、最後まで「この二人は心中すんのね」と思いながらワクワクハラハラ見ていた私は、そういう意味では肩透かしをくらったのだが・・・。
 「お初徳兵衛」解説①
 「お初徳兵衛」解説②
 で、肝心のお話ですが、いやあ~実際よかったすね。何よりも、計算された綿密なプロットと、久しぶりに味わう小劇場(近鉄小劇場に合掌)での観劇の独特な空間共有感に、心地よい時間を過ごしました。三井住友VISAカードの貸切公演だったため、いつもより男性比率が高いのも安心感があったり(笑)。ただ、おしむらくは、観劇人生初ともいえる大遅刻をしでかしたこと。宝塚腐女子blog界隈の話では、最初の20分の音月桂が相当イケてたそうで・・・。
 プロットに話を戻そう。そもそも歌だとか小話だとかをオリジナルにしている話って、先週のCopacabanaにしろ、Mamma Mia!にしろ、あるいは野田の贋作モノにしたって、どこかに設定やら話の筋やらに強引を感じるものだが、今回のはホントよくできていたと思う。で、後学のために、原作を調べてみた(ヒマ人か!)。
 「明鳥」
 「佃祭」
 「唐茄子屋」
 「芝浜」
 「夢金」
 いや、「夢金」のオチにはびっくりですわ。これを宝塚でもちゃんとやってほしかったのだが(笑)。

 役者も、悪い意味での宝塚らしさがなくって、落ち着いたトーンでよかった。
 主役の音月桂は「いずれトップ」との評判もあって、立姿も台詞回しの変幻っぷりも足に地がついた演技で、非常に好感持てた。ただ、ちと背が?
 個人的には、太鼓持ち役に芸達者な配役をすれば、もっとホンが深まるのに惜しいなという気がしたり。おれだけかもしれないけど、何度か「よいしょ!」見ててつらくなった。
 でも、さすがにあれね。宝塚で花魁やると、(まあ男役ひきたてるためにあまりケバい色の着物じゃないこともあろうけれど)歌舞伎のようなまがまがしさがなくて、気持ちよいほど清々しいね。やっぱ、こいつらは、どんだけDAKARAを飲んでも、全く「♪ジョジョビジョバ」がないんだろうな。

恋愛戯曲@大阪厚生年金会館芸術ホール

KOKAMI@network 第8回公演
作・演出 : 鴻上尚史
出演   : 牧瀬里穂・渡部建・斉藤慶太・大和田美帆・安原義人

 2001年初演の改訂版再演。
 個人的には、2004年冬のリンダ・リンダ以来の鴻上芝居。
 この芝居、初演時に同行したヒトと、終演後に気まずい雰囲気が流れたという苦い思い出もあり、再演には正直「?」だったのだが、やっぱりいい意味で期待を裏切ってくれるようなことはなかった。
 まあ、それ相応の覚悟はして行ったため、それほどのショックはなかったものの、やはり今の鴻上は(脚本・演出はもとよりプロデュース力・配役も含めて)この程度のモノしか作れないのか、て感じ。これじゃあいくら鴻上シンパの私も野田・三谷・松尾あたりと比べての力の差は否めないと認めざるをえない。(実際、2日間の公演にもかかわらず、客席も2階席まで満員というわけではなかったし)

 役者陣は、体張ってる感が伝わってきて(初演は筒井道隆・永作博美コンビで、いまはなきオオバコの近鉄劇場だったから、体のキレのなさといったらそりゃもう・・・)、芝居くささ・熱さを客席に余すところなく感じさせてくれた(だからカーテンコールも鳴り止まなかったんでしょ)のだけど、台詞の空虚さや何だか言わされてるんだな感というのは、残念ながら最後まで払拭できなかった。
 これは初演時からは、入れ子構造の見せ方に過剰ともいえるサービス演出を入れたりと、かなり改良がされているとはいえ、やはりホンに本質的な説得力がないためじゃないかと思う。あくまで推測だが、第三舞台と違って、宛書きもなければ役者と稽古の中でやりとりしていって台詞が肉付けされていくプロセスもないため、机の上でしか練られてなんじゃなかろうか?
 だからさ、もういい加減プロデュース公演はやめようよ、鴻上さん。
 といっても、第三舞台の封印期間はまだ5年も残ってる。

 役者個別で言うと、安原義人が円熟味あふれてて○。渡部健は普通にこなしていて「ふうん」て感じ。牧瀬里穂は演出に殺されてた? その昔NODA MAP「Right Eye」の機械的な身のこなしに感心させられた身にとっては、服装にしても喋り方にしても中途半端にかわいさを残した演技はだめでしょ。

「團菊祭」五月大歌舞伎@歌舞伎座 予告編

夜の部に行ってまいりました。
明日は、朝から昼の部の当日券に並ぶ予定なので、とりあえず感想は後日まとめて。

実物を見て、海老蔵バブルどころではなく、確実に「海老蔵の時代」が来てるんだなあ~と実感させらやした。
(参考)エビちゃん、オペラ座デビュー

今回は珍しく、菊之助→立役、海老蔵→女形として、舞があるのだが、海老蔵の藤の精が出てきた瞬間のオーラがすごいのなんのって・・・。たとえて言うなら、10年に一度の宝塚男役トップがためしに娘役やったら、技術うんぬん関係なく役者の華だけで会場の空気をかえてしまったって感じだろか?
ご存知、私のご贔屓(娘役トップの)菊ちゃんは、婚約者に先立たれためそめそ役だったこともあるのだろうけど、並べちゃうと、ちとかわいそうだったかもしれない・・・。

NEVER SAY GOODBYE @宝塚大劇場

「宝塚宙組公演」
作・演出: 小池修一郎
作曲: フランク・ワイルドホーン

とある個人的事情で昨秋からはじまったヅカ強化期間、半年で各組をすべて見るという強行スケジュール(?)だったのだが、本日の宙組公演でいったん一周しました。
(毎度毎度何もスケジュールを伝えてないのにチケットをgetしてくれるみーこ様にまずは感謝)

で「宝塚見に行くのねん」(ボンビー調)というテンションで観にいったら、えらい芝居のテンションが違っていて、いい意味でかなり裏切られました。
で、劇中「何だか梅田芸術劇場で見たようなテンションだよなあ~」という変な既視感を感じていたら、
http://noue.blog7.fc2.com/blog-entry-88.html
演出家が同じ小池くんなのね。。。

↑では会社帰りのテンションのためか、どうやらあまり世界に入れなかったようだが(正直、今になって振り返ってもあんまり印象に残っていない)、今回はホンも演出もすんなりと入りこめて非常によかった。
おい、小池! いい仕事してるじゃないの!

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(写真と本文は一切関係ありません)

ただ、おそらく普通のミュージカルだったらえらく生々しく感じる部分が、宝塚だから緩和されているってことはあるんだろうな。この作品とか例えばエリザベートなんかでもよいのだけれど、外に持っていったときにどう料理するのかを一度見てみたい気がする。

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  • Author:さかのうえ
  • 好きな馬:マヤノトップガン
    無人島に持っていく1枚:チャイ5@ゲルギエフ
    出張で新幹線に乗りこむたびに、おもちゃ箱をひっくり返したかの如く新しいアイデアが生まれるような人になりたい。
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