スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

恋愛戯曲@大阪厚生年金会館芸術ホール

KOKAMI@network 第8回公演
作・演出 : 鴻上尚史
出演   : 牧瀬里穂・渡部建・斉藤慶太・大和田美帆・安原義人

 2001年初演の改訂版再演。
 個人的には、2004年冬のリンダ・リンダ以来の鴻上芝居。
 この芝居、初演時に同行したヒトと、終演後に気まずい雰囲気が流れたという苦い思い出もあり、再演には正直「?」だったのだが、やっぱりいい意味で期待を裏切ってくれるようなことはなかった。
 まあ、それ相応の覚悟はして行ったため、それほどのショックはなかったものの、やはり今の鴻上は(脚本・演出はもとよりプロデュース力・配役も含めて)この程度のモノしか作れないのか、て感じ。これじゃあいくら鴻上シンパの私も野田・三谷・松尾あたりと比べての力の差は否めないと認めざるをえない。(実際、2日間の公演にもかかわらず、客席も2階席まで満員というわけではなかったし)

 役者陣は、体張ってる感が伝わってきて(初演は筒井道隆・永作博美コンビで、いまはなきオオバコの近鉄劇場だったから、体のキレのなさといったらそりゃもう・・・)、芝居くささ・熱さを客席に余すところなく感じさせてくれた(だからカーテンコールも鳴り止まなかったんでしょ)のだけど、台詞の空虚さや何だか言わされてるんだな感というのは、残念ながら最後まで払拭できなかった。
 これは初演時からは、入れ子構造の見せ方に過剰ともいえるサービス演出を入れたりと、かなり改良がされているとはいえ、やはりホンに本質的な説得力がないためじゃないかと思う。あくまで推測だが、第三舞台と違って、宛書きもなければ役者と稽古の中でやりとりしていって台詞が肉付けされていくプロセスもないため、机の上でしか練られてなんじゃなかろうか?
 だからさ、もういい加減プロデュース公演はやめようよ、鴻上さん。
 といっても、第三舞台の封印期間はまだ5年も残ってる。

 役者個別で言うと、安原義人が円熟味あふれてて○。渡部健は普通にこなしていて「ふうん」て感じ。牧瀬里穂は演出に殺されてた? その昔NODA MAP「Right Eye」の機械的な身のこなしに感心させられた身にとっては、服装にしても喋り方にしても中途半端にかわいさを残した演技はだめでしょ。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

CALENDAR
05 ≪│2017/06│≫ 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
RECENT COMMNTS
RECENT ENTRIES
CATEGORIES
INFORMATION

さかのうえ

  • Author:さかのうえ
  • 好きな馬:マヤノトップガン
    無人島に持っていく1枚:チャイ5@ゲルギエフ
    出張で新幹線に乗りこむたびに、おもちゃ箱をひっくり返したかの如く新しいアイデアが生まれるような人になりたい。
RSSリンクの表示
RECENT TWEETS

Twitter Updates

    follow me on Twitter
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。